愛知県にある動物園でお母さんに抱かれ、真っ白な頭をひょっこり出しているサル。

6月に生まれたばかりのアビシニアコロブスの赤ちゃん、イエモン君です。

日本モンキーセンター飼育員・星野智紀さん:
初めての赤ん坊なので、かなり最初は甘やかされていた。やんちゃですね。何も怖いものなし。

生後100日のイエモン君は元気いっぱい!カメラに飛びかかってきます。

しかし、よく見ると真っ白だった毛が黒くなっています。

この変化について星野さんは「(アビシニアコロブスは)アロマザリングと言って、他のメスたちも(一緒に)育てたりする。赤ん坊のうちが白なのは、まだ世話が必要な赤ん坊がわかるようにして、『みんなで育てようね」みたいな感じで色が違う」と説明しました。

では、毛が黒くなると大人になったということなのでしょうか。

日本モンキーセンター飼育員・星野智紀さん:
人間だったら幼稚園ぐらい。乳もまだ吸っているので、まだ赤ちゃんです。

まだまだ甘えん坊なイエモン君ですが、10月には妹のレスカちゃんが生まれお兄さんになりました。

妹のレスカちゃんは真っ白です。

星野さんは「今だとイエモンの下に真っ白のレスカがいて、そこの色の違いだったり、(親と子の)関係が今までとは違うのが見えてくるので面白いと思う」と話しました。

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