福岡空港ではたらくクルマが大集合。

安全を守る影の立役者たちの技を競うコンテストが7日、開かれました。

コンテストに参加したのは飛行機の安全を守る影の立役者、「グラハン」(グランドハンドリング)と呼ばれる地上支援のスタッフたちです。

ときには180トンもの航空機を移動させる大型車両や、乗客の荷物を運ぶ「トーイングトラクター」の運転操作の安全性や正確さを競いました。

新型コロナの感染拡大が落ち着き、需要が回復しつつある航空業界。

飛行機の運航が増える一方で人手の確保が追いつかず、空港内でクルマと飛行機が接触するなど車両関連の事故が、全国的に増加しているということです。

◆福岡国際空港 五十嵐健樹さん
「便数が増えると忙しくなり、必然的にタイムプレッシャーもある。そういうことを乗り越え、もう一度基本に立ち返り、安全を最優先に運転してもらえる機会にしたい」

福岡空港では今後さらなる増便を予定していて、より一層、空港内の事故防止に努めていきたいとしています。

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