南海トラフ巨大地震などに備えようと香川県では自主防災組織と企業などが11月7日、地域防災協定を結びました。こうした協定が結ばれるのは、全国で初めてだということです。

協定の締結は、香川県などの働きかけで実現しました。県内18の自主防災組織と県内に本社や支店を置く28の企業などの代表者が協定書に署名しました。

協定では、防災訓練を合同で行うことに加え、食料の備蓄や防災備品の整備などについて協力するとしています。

(協定を結んだ自主防災組織)
「何かあった時に今までは企業は敷居が高かったが仲間内になるので非常に展開が良くなると期待している」

(協定を結んだ企業)
「協力して防災に対して一緒にやれれば企業側としても有意義だと思っている」

(香川県 池田豊人知事)
「どうしても住民だけだと機械や資材は難しいそれを調達できるのは地域に根差した企業が一番頼りになるということでこの締結に至った」

県によりますと自主防災組織と企業などがこうした協定を結ぶのは、全国で初めてだということです。

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