2023年度、鹿児島県内で高病原性鳥インフルエンザが発生した際に、ニワトリの殺処分や消毒に貢献した関係団体に県が感謝状を贈りました。

県から感謝状を贈られたのは、県建設業協会や県動物薬品器材協会など7つの団体です。

県内では2023年12月、出水市で、2024年2月には南さつま市で、高病原性鳥インフルエンザが発生し、約3万6000羽のニワトリが殺処分されました。

感謝状を贈られた各団体は、家畜伝染病が発生した際に、機材の手配や作業を迅速に行うよう県と協定を結んでいて、2023年度の鳥インフルエンザ発生時には殺処分されたニワトリの埋め立てや、養鶏場に散布する消毒液の提供などを行いました。

県建設業協会・藤田護会長
「徹夜で埋設作業や消毒作業に励んだ。それで表彰された。また頑張りたい」

今シーズン、鳥インフルエンザは1道4県で6例で確認されていて、県も警戒を強めています。

県家畜防疫対策・藏薗光輝課長
「(鳥インフルエンザは)全国のどこで発生してもおかしくない状況。高い防疫意識をもって、関係団体・機関が一体となって農場への侵入防止に万全を期したい」

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