出雲保健所管内で、結核の集団感染が確認されました。患者と感染者はあわせて36人で、県内での結核の集団感染は、2018年以来だということです。

島根県によると、2024年5月9日に出雲市の医療機関から、市内の40代の女性が結核に感染し発病したとして、結核患者発生の届出が出雲保健所にありました。

その後、保健所が、女性と接触した可能性のある家族や勤務先の職員など307人を検査したところ、新たに1人の「患者」と、感染したものの発病していない34人の「感染者」が確認されたということです。いずれも命に別状はなく、通院治療をうけていて病状の悪化は見られないということです。

県は7日、「結核集団感染」に該当すると判断し、厚生労働省に報告。今後、新たに患者が確認された場合は、引き続き対応にあたるとしています。
島根県内での結核の集団感染は、2018年4月以来だということです。

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