子どもの権利や虐待の防止などについて理解を深めました。
県が開いたシンポジウムには教育関係者や行政の担当者などおよそ80人が参加しました。
この中で、NPO法人国際子ども権利センターの甲斐田万智子代表理事は日本では子どもの権利についての理解が足りておらず、子どもがSOSを出せずに虐待やヤングケアラーなどの問題が深刻化していると指摘しました。
その上で、子どもが権利を学べる環境を整え、日々の学校生活や家庭などで子どもの意見を尊重することが肝要だと話しました。
甲斐田万智子代表理事「大事なのはいま生きている子どもがどんなことに悩んでいてどんなことを望んでいるかを聞いてその声をいかしていくこと。誰かのために我慢して生きなくちゃいけない、子どもの幸せを奪っている。」
パネルディスカッションではこどもの貧困やヤングケアラーをテーマに意見が交わされ、参加者は子どもたちを取り巻く課題の解決に向けて理解を深めていました。
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