広島県の動物園で撮影されたのは、クリっとした目でこちらを見ているメスのミーアキャットのアミちゃんです。
その鳴き声をよく聞いてみると、まるで犬のように元気よく「ワン!ワン!」と鳴いています。
ミーア“キャット”なのに、「ワン」?
その理由を飼育員に聞いてみました。
飼育員:
(ミーアキャットの)スペルはネコの“Cat”ではなく“Kat”なんです。“Kat”は「マングース」を表す。
南アフリカが主な生息地のミーアキャットは、実はマングースの仲間。
普段は「キャンキャン」と鳴くといい、ある時だけ「ワンワン」と鳴くのだそうです。
飼育員:
危険や警戒しているときに「ワンワン」と鳴く。
警戒心が強いミーアキャットは、鳥や飛行機などが飛び、身の危険を感じた時に「ワンワン」と鳴くそうです。
慣れてくると飛行機などには次第に鳴かなくなっていくそうですが…。
映像が撮影されたこの時は、明らかに飼育員の方を見ています。
10年近く、アミちゃんを担当しているという飼育員は「日頃からずっと顔をつきあわせてるんですけど、まだ心を許してないんかなって、私はショックです…」と話していました。
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