秋田県内有数のリンゴの産地・鹿角市で11日、地元の子どもたちがリンゴのもぎ取りに挑戦した。収穫のあとはさまざまな種類のリンゴを試食し、大満足の1日となった。
この取り組みは、子どもたちに地元産の「鹿角りんご」に愛着を深めてもらおうと毎年開催されている。
11日は市内3つの幼稚園や保育園の園児45人が参加した。
会場となった市役所の敷地内には、6種類14本のリンゴの木が植えられていて、両手で実を包むように持ってひねると採りやすいことを教えてもらった子どもたちは、紅玉やふじなどのリンゴを次々ともぎ取っていた。
作業のあとは、秋田紅あかりなど4種類のリンゴが用意され、子どもたちはとれたての旬の味覚を味わい「おいしい」「甘酸っぱい」などと話していた。そして、リンゴを持ち帰ったら「家族全員で食べたい」と笑顔を見せていた。
収穫したリンゴは子どもたちが味わうほか、市内の福祉施設に贈られる。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。