長崎に古くから伝わる「伝統野菜」を、子供たちが収穫しました。
子供たちに地元の農業などについて学んでもらおうと、種から大切に育ててきました。
大きな立派な葉をつけた「長崎赤かぶ」や「長崎たかな」など3種類の「ながさき伝統野菜」です。
長崎市の橘小学校3年生が2024年9月に種を撒き、草むしりなどしながら大切に育てました。
「ながさき伝統野菜」は品種改良をせず、長崎の限られた地域で育てられた野菜で、独特の味や香り、風味を持ち、長崎の郷土料理に使われます。
子どもたちは
「穴があって虫もたくさんいたけど、おいしい伝統野菜がとれてよかった」
伝統野菜を作っている農家は減っていて、長崎市農業センターは育て方や味わい方などを「食育」を通して未来へ残そうと、毎年種まきから収穫体験まで行っています。
長崎市農業センター 木村 颯汰さん
「少しでも伝統野菜のことを思い出に残してもらって、ゆくゆくは大人になったときにその子供たちにも紹介してもらえたらとても嬉しい」
収穫した野菜は子供たちが自宅に持ち帰るほか、2024年は野菜を使ったスープをつくり、みんなで味わうということです。
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