廿日市市の市街地でクマの出没が相次ぐ中、市はインターネットなどの情報通信技術=ICTを活用してクマの監視体制を強化することを明らかにしました。
【廿日市市・松本太郎市長】
「市ではICTを活用してより一層クマの出没対策を強化して市民の安全安心を守っていかなければいけない」
今回導入されるのは「ICTカメラ」で、クマの画像や位置情報などのデータを、瞬時に集約できる仕組みになっています。
廿日市市では今年4月から先月末までに、59件のクマの目撃情報が寄せられていて、そのうち12件が市街地で確認されました。
廿日市市は今月中にクマが目撃された市街地周辺の山に6台のカメラを設置する予定で、今後、クマの動向をデータで集約し、専門家とともに対策を検討していく方針です。
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