明るく社交的で派手なファッションの若い女性 、いわゆる「ギャル」が高校に招かれ講師を務めました。
参加した生徒たちは、その常に前向きな考え方に深い感銘を受けている様子でした。
「ギャルマインド」を伝授
「ギャル」は自分の考えを大切にし、物事を常に前向きにとらえるとして、この考え方を軸にサービスを提供する「CGOドットコム」からギャルを講師に招いたイベントが静岡市の高校で開かれました。
ギャル講師:
みんなでね「やってこうよ」ってときに使うからね。いきますよ、リピートアフターミー「やってこ~~」
生徒:
「やってこ~~」イエーイ!
静岡市葵区の静岡城北高校を訪れたのは3人のギャルたち。
90年代にはルーズソックスなどさまざまな流行を生み出してきました。
いま注目されているのが物事を自分主体で考え、直感を信じ常に前向きなギャルの思考「ギャルマインド」です。
静岡城北高校1年の磯部さつきさんは「ギャルマインド」を学び、クラスの話し合いなどに生かしていこうと、このイベントを企画しました。
静岡城北高校1年・磯部さつきさん:
もっと言いやすい空気感、「それっていいよね」と肯定する空気感が、どの話し合いにも必要だなって思い、ギャル式ブレストをもし高校でやってくれたら、みんなの考え方が変わって意見を出しやすい空気感を知って、よりより話し合いが広がっていくのではと思ったのがきっかけ
イベントでは女子高校生14人が参加し、不安やコンプレックスなど多感な思春期を明るく乗り切るためのギャルの思考を学びました。
CGOドットコム ディレクター
ハラミさん:
他の側面を見てみると「意外と自分と合うじゃん」っていう側面あるかもしれないから、「意見が対立することと その人そのものを受け入れないことは全然違うことだよ」とマインドとしてヨロシク…
常に相手を肯定することで自分自身を肯定でき、前向きな気持ちでいられると言います。
コンプレックスからつらい過去を過ごしたというギャルの1人は、涙ながらに励ましの言葉をかけていました。
CGOドットコム CGO
リリースペイシーさん:
コンプレックス1つ1つも嫌だなって思っても好きになるしかないじゃん。せっかく持って生まれたものだし、オーマイガー…泣いちゃう…全部自分が持っているものって意味があって持っていると思っているから
参加者の心に響く
参加した女子高校生がギャルの思考を学び感じたことは…
参加した高校生:
すごいこの場にもし来なかったらと思ったら怖いぐらい、本当に自分がここに来てよかったなと思って
参加した高校生:
すごい見習いたいと思った
CGOドットコム ディレクター
ハラミさん:
高校生っていろんな悩みとかがある時期、そういったところにギャルマインドやポジティブだったり、自分を肯定してあげるマインドを伝えに行ってあげられたというのがすごくよかったなと
静岡城北高校1年・磯部さつきさん:
「自分っていいんだ」という自分のことを肯定できるマインドになれたので、それがすごく嬉しくて楽しかった。ギャルマインドであったり、肯定するとか自由な発想の出し方とかそういうのを色々な人に広めていけたらいいな
ギャルの思考を学び自分のことがもっと好きになった女子高校生たち。
人生を楽しむ方法の1つを手に入れた様子でした。
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