東日本大震災の発生から11月17日で5000日迎え、福島県・三春町では復興への歩みを振り返るパネルの展示が行われている。

三春町のコミュタン福島では午後2時46分、震災からの経過時間を刻む「3.11クロック」の前で、県内の小中学生およそ20人が5000日の経過を見守った。
また、施設の入口には震災当時の状況や復興の現状をまとめた10枚のパネルが設置され、子どもたちはそれぞれ震災後の福島の歩みに思いをはせていた。

福島市から来た中学生は「震災当時の記憶が無いので過去のことに思えてしまっているが、まだ5000日しか経っていないことなのだと思った」と話した。
また、須賀川市の小学生は「原発事故が起きた時に、どれだけ大変なことがあって、そのためにどれだけ大変な活動をしてきたのかということが詳しくわかった」と感想を語った。

福島県環境創造センターの吉田陽人さんは「過去に起きた事を知ってもらい、これからの福島の未来について考えるきっかけになってほしいと思う」としている。
パネルは12月27日まで展示されている。

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