11月は、WHO(世界保健機関)が定める子宮頸がん予防啓発月間です。岡山・香川でも啓発が行われる中、国は、ワクチンを無料で接種できる期間を延長する方針を固めました。
岡山市の岡山城が、普段のイメージとは異なる啓発カラーの「ティールブルー」に照らされ、市民に予防月間を印象付けました。
このライトアップは、子宮頸がん検診の受診啓発や子宮頸がんを予防するHPVワクチンの理解促進を呼び掛けようと11月27日の夜行われました。
子宮頸がんは76人に1人の女性が一生のうちにり患すると言われていて、岡山市だけでも毎年約150人の女性が子宮頸がんと診断されています。予防にはHPVワクチンが有効で現在、定期接種の対象となっています。
このワクチンを巡っては27日、厚生労働省が定期接種の機会を逃した人について、条件付きで無料の接種期間を延長する方針を固めました。2025年3月までに1回目のワクチンを接種すれば、最大で1年間、公費での接種が認められることになりました。
岡山市でも引き続きワクチン接種を呼び掛けるなど子宮頸がんの予防啓発活動を行っていきたいとしています。
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