12月に入り、師走の風物詩「歳末助け合い托鉢(たくはつ)」が秋田市で行われています。4日はJR秋田駅前で僧侶が寄付を募りました。

「歳末助け合い托鉢」は、秋田市の曹洞宗の若手僧侶が寄付を募るもので、60年以上続く伝統行事です。

12月1日から始められ、4日は僧侶8人が秋田市旭北寺町の妙覚寺で経を唱えた後、寺を出発しました。行き先はJR秋田駅前で、鈴(れい)を鳴らして歩きながら寄付を募ります。

通行人は僧侶を見かけると、ねぎらいの言葉をかけながら募金に協力していました。

募金者した人は「バスで来たら(僧侶が)歩いていたので、うちも曹洞宗なので少し募金した。毎年寒い時期の行事なので、師走だなと感じる」と話していました。

歳末助け合い托鉢は5日まで行われ、寄付金は県内の福祉施設などに贈られます。

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