2日、広島市内の住宅で撮影された、ふすまに開いた大きな穴やひっくり返った植木鉢。
住人:
起きて見たときに、これは泥棒が入ったと思った。向こうも必死でしょう。家中逃げ回るんですよ。
家の中を荒らしたのは闇バイトによる泥棒か?
その正体は、家に入り込み大暴れする野生のアナグマだったのです。
アナグマは家の外壁の隙間から侵入し、天井裏から落下したとみられていますが、突然の出来事に住人は大混乱。
住人:
数週間前から、ごそごそごそごそしていた。非日常的なびっくり。この家にこんなのがいたんだと。
逃げ回るアナグマは階段を下りて1階へ。
すると、ふすまはズタズタに引き裂かれ、障子には穴が。
さらに植木鉢はひっくり返されるなど、家の中はもうめちゃくちゃ。
また、外に出そうとようやく玄関まで誘い出すと、格子の隙間に体がすっぽりと挟まってしまいました。
住人:
アナグマが「アナ」に入っちゃったってみんなで大笑いしましたけど…。
専門家によると、アナグマは冬眠を前に餌を蓄えようとする時期だといいますが…。
広島市安佐動物公園・野々上範之獣医師:
天井裏から落ちてきたというのは、本当に珍しいと思います。パニックになっていて、とにかく逃げたかったんだと思う。
その後、家を荒らしたアナグマは10分程度に及ぶ攻防の末、外に出て行ったということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。