長崎市の平和公園では今年最後となる反核9の日の座り込みが行われました。

座り込みは、長崎に原爆が投下された8月9日にちなんで毎月9日に被爆者や労働団体の関係者が反核・反戦を求めて平和祈念像前に座るもので今回で505回目です。

この中で、県平和運動センター被爆連の川野浩一議長は10日に日本被団協が受賞するノーベル平和賞を「多発する紛争への警告」として受け止めた上で「これからも戦争をやめさせ、日本政府に平和運動の先頭に立つよう訴えていきたい」と挨拶しました。

被爆者 田中安次郎さん(82)
「一番のうれしいことがノーベル賞ですよ」「これを契機に、被爆の悲惨さ、戦争のむなしさを広げていくのが被爆80年の年じゃないかな、と思うんですね」

参加者は最後に2025年こそ、戦争のない社会を作ろうなどと訴え、こぶしを高く掲げました。

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