古くから正月飾りとして親しまれてきた千両の競りが12月11日、仙台市中央卸売市場で行われました。

千両は赤や黄色の実がついた姿が、お金がたくさん蓄えられた様子に見えることから「裕福」や「利益」の花言葉を持ち、古くから縁起物として正月飾りに使用されています。

仙台市中央卸売市場には約12万本の千両が入荷し、花屋などの関係者が鮮やかな実のついた千両を競り落としていきました。今年は猛暑の影響で実の色づきが遅れ、入荷量は去年の7割にとどまったということです。

仙台生花 橋本章さん
「縁起物でございますので、ぜひおうちに飾っていただいて良い新年を迎えていただければ」

競り落とされた千両は、県内の花屋で販売される予定です。

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