「大学入学共通テストの試験会場を愛媛の東予地域にも」。新居浜市などが去年から要望していた東予の試験会場の設置について、愛媛大学が「現時点では設置は困難」と回答していたことが１２日までに分かりました。
東予での試験会場の設置を求めていたのは新居浜市と四国中央市。試験会場を選定する愛媛大学に去年１２月、要望書を提出していました。理由は東予の受験生が試験前日に松山市に宿泊せざるを得ないなど、負担が大きいためとしています。
新居浜市によりますと、この要望について愛媛大学から１１月に「現時点では試験会場を新たに設置することは困難」と回答があったということです。主な理由は会場の継続的な確保や人員面などをあげていて、２つの市は意見交換をして今後の方向性を整理したいとしています。
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