これから旬を迎える冬野菜の話題です。総社市では12月19日、特産品のセロリの初出荷が行われました。
みずみずしいセロリが次々に収穫されていきます。総社市山手地区のセロリは、臭みが少なく葉と茎が柔らかいのが特徴で、昼夜の寒暖差があるこの時期に大きく成長します。
豊富な地下水で質の高いセロリができるこの地区では、現在4戸の農家が栽培しています。1980年代は約100戸が栽培する西日本屈指の産地でしたが、生産者の高齢化などで年々減少していて、今は産地の味を守ろうとPRに取り組んでいます。
2024年は、夏の猛暑で23年より生育が10日ほど遅れましたが、大きさは例年並みになっているということです。12月19日は総社市の片岡市長が農業用ハウスを訪れ、とれたてのセロリを試食しました。
■試食しての感想
(総社市 片岡聡一市長)
「おいしい、めちゃくちゃみずみずしい。毎年セロリの出来具合が違うが、今年は最高の出来だと思う」
総社市産のセロリの出荷は、2025年3月末までがピークで、約2万株、30トンの出荷を見込んでいます。
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