水の事故が増える夏を前に、香川県綾川町で5月13日、子供の水難事故防止を呼び掛ける啓発活動が行われました。

綾川町の滝宮天満宮では高松西警察署の福井敏彰署長や綾川ボランティア協議会の会員など約15人が水の事故防止へ、安全を祈願しました。この後、川の近くの公園に移動し、「ここはあぶない」などと書かれた立て看板を設置しました。

県警によりますと、県内で2023年に11件の水難事故が発生していて、そのうち3人が死亡しています。過去10年では子供だけで6人が死亡していて、警察は子供だけで水遊びをしないように注意を呼び掛けています。

(高松西警察署地域課 荒川博之課長)
「たとえ水が数センチしかなくても鼻と口が漬かればすぐに事故になってしまうので、水の量に関係なく気を付けることが大事」

警察などは今後、水辺の危険な場所を調査するなどして、水難事故を未然に防ぎたいとしています。

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