高齢者福祉施設の入居者の女性を投げ飛ばすなどして重傷を負わせたとして、群馬県警高崎署は9日、高崎市の高齢者福祉施設職員、永瀬智也容疑者(45)=同市中尾町=を傷害容疑で逮捕した。容疑を認め、「言うことを聞かないのでイライラした」と供述しているという。
逮捕容疑は8日午後、施設内で90歳代の女性入居者を蹴るなどしたほか、髪をつかんで投げ飛ばすなどの暴行を加え、手首骨折などの重傷を負わせたとしている。
9日午後に施設から同署に「入居者が暴行を受けてけがをした」と通報があり、発覚した。永瀬容疑者は介護福祉士の資格を持ち、入居者の介護を担当していた。同署が暴行の詳しい経緯や余罪について調べる。【遠山和彦】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。