威圧的な言動が問題となっている自民党の長谷川岳 参院議員について北海道は、長谷川議員に対する「お礼のタイミング」などを知らせるメールを、2023年から3回にわたり庁内に一斉に送っていたことを明らかにしました。

 メールすることは総合政策部 計画局 計画推進課の担当課長が判断していて、各部署から問い合わせがあったため送っていました。

 メールを送ったのは2023年の11月と12月、2024年の3月で、国の補正予算や当初予算の成立時など計3回でした。

 内容は「飛行機で移動中でもWi-Fiが使用できる場合は速やかにお願いします。使用できなければ空港に到着後にお願いします」「部長に知らせてください」などと書かれていたということです。

 対象は関係部署の35人でした。

 実際にお礼をした関係部長は、11月は14名、12月は14名、3月は13名でした。

 北海道はメールについて、強制や指示ではなく「お礼のタイミング」を共有するために送っていたとしていますが、特定議員へのお礼を依頼したと受け取られかねないメールを一斉に送信したことは適切ではなかったとして、今後は改めるとしています。

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