ギリシャメディア「Parianostypos」は25日、ギリシャ訪問中の秋篠宮家の次女・佳子さまについて、「東洋のダイアナと称されている」などと報じる記事を掲載し、「天皇になることはできない」など、日本の皇室制度も紹介した。

「Parianostypos」は、「初めてギリシャに来る佳子さまとは」というタイトルの記事を掲載し、佳子さまについて、秋篠宮さまの娘であり、昭和天皇のひ孫に当たると紹介。「日本人にとっては『東洋のダイアナ』のような存在であり、それ以上かもしれない」などとして、今回のギリシャ訪問を、「世界中のカメラマンの代理店にとって、日本の皇室で人気の高い佳子さまを撮影するまたとない機会になるだろう」としている。

また女性が天皇にはならず、女性皇族は結婚すると皇族から離れる事などを、姉の小室眞子さんの結婚を引き合いに紹介するなど、現在の皇室制度についても解説している。

さらに、「彼女にはコミュニケーションの天賦の才があると言われている」「伝統と現代性の架け橋となる強い象徴性をもつスタイルが支持されている」とした上で、佳子さまによる聴覚障害者の支援活動などを通じて、「佳子さまは『文化財』『日本国民の希望の象徴』と表されるようになった」などと評している。

一方で、「彼女が20歳になった2014年には、8万人が宮殿にお祝いに来た」などと書いていたり、29歳の佳子さまの年齢を30歳と表記するなど、事実ではない内容も含まれていた。

今回のギリシャ訪問については、「ギリシャと日本の文化観光年」を契機に、「ギリシャ政府の公式ゲストとして訪問される」と紹介した。

佳子さまはギリシャ訪問初日の26日、ギリシャの国旗カラーの鮮やかな青と白の装いで、首都アテネの世界遺産・パルテノン神殿を訪問したほか、外交関係樹立125年を記念する式典などに参加される予定だ。

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