大阪の犯罪被害者支援団体が23年前に起きた大教大池田小学校事件の遺族と共同で、メディア取材に関する被害者の権利をまとめたリーフレットを作成しました。

大阪・天王寺区の「大阪被害者支援アドボカシーセンター」が発表したのは、犯罪被害者や遺族がメディアからの取材を受けたり断ったりする際のやり方をまとめたリーフレットです。

2001年6月、附属池田小学校の児童殺傷事件で長女・麻希さん(当時7)を亡くした酒井夫妻が発案し、メディアスクラムで苦しんだ経験や、メディアを通じて学校の安全対策などを発信した経験から、取材の功罪を正しく伝えたいと思ったということです

【酒井智恵さん】
「被害者が取材のメリット、デメリットを知る機会がありませんでした。取材を受けるか否か、もし受けるなら、その時期・方法を選択できることをお伝えしたいです」

リーフレットはアドボカシーセンターで配布されます。

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