佐賀県が6日、5月末から6月にかけて唐津市で捕獲された野生のイノシシが豚熱に感染していたと発表したことを受け、福岡県が緊急の対策会議を開きました。

九州で野生のイノシシの感染が確認されたのは初めてで、福岡県の関係部署や猟友会の関係者が、今後の対策などについて協議しました。

その中で、豚熱の感染拡大を防ぐため、養豚場で飼育されているブタのワクチン接種を適宜進めていくことを確認したほか、イノシシについては、ワクチンを混ぜた餌の散布を検討することが決まりました。

福岡県は、県内にある41の養豚場に対して異常がないか聞き取り調査を行っていて、現在のところ異常はないとしています。

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