南越消防組合は、4月にストーカー規制法違反の疑いで逮捕された消防署員を、10日、停職6カ月の懲戒処分としました。
停職6カ月の懲戒処分を受けたのは、越前市の中消防署に勤務する消防署員です。
この消防署員は、一方的に好意を寄せた県内の知人女性に、SNSの通信をブロックされたことから、「ブロックをやめないならそれなりの対応を取る」などとメールで繰り返し要求したとして、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されました。そして、その後不起訴となり、5月に釈放されました。
消防署員は犯行を認めていて、「相手の方に不安感や恐怖感を与えて申し訳ない」と話しているということです。現在この消防署員には、ストーカー規制法に基づき被害者へのつきまといなどを禁止する命令が出されています。
南越消防組合は、「再発防止策を講じ信用回復に努める」としています。
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