5月、札幌市中央区ススキノ地区の飲食店で会計用のタブレット端末が盗まれました。
店に設置された防犯カメラには、男の犯行の一部始終が捉えられていました。
営業時間外の誰もいない飲食店に姿を現わしたフード姿の男。
手元のスマートフォンのものとみられる明かりを頼りに侵入した男は、店内を念入りに確認し、そのまま店のレジの方へ向かいます。
そして…
男は強引にタブレット端末を盗み出し、立ち去っていきました。
「営業時間外の午前中に男がタブレットを盗む様子が、こちらの防犯カメラに映っていました」(沼田 海征 記者)
窃盗などの疑いで再逮捕された札幌市厚別区の無職、鈴木竜也容疑者(24)は5月6日午前9時30分ごろ、札幌市ススキノ地区の飲食店に侵入し、時価約2万円相当のタブレット端末などを盗んだ疑いが持たれています。
「何のためらいもなく持って行ったというぐらいスムーズに取られているので、手慣れている人の犯行の感じがしました」(店のオーナー)
警察によりますと、タブレット端末は転売されていて、今回の防犯カメラの映像などから容疑が浮上しました。
鈴木容疑者は5月14日に、ススキノのラウンジから現金約1万4000円を盗んだ疑いで逮捕されていて、いずれも容疑を認めています。
ススキノの飲食店では似たような窃盗事件が10件近く発生していて、警察は鈴木容疑者に余罪があるとみて調べています。
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