福岡・久留米市には、土砂災害が発生するおそれがあるとして、市内の一部5700世帯以上に高齢者等避難の情報が出ています。久留米市から、テレビ西日本・江川夕月記者が中継でお伝えします。

目の前の道路は土砂で覆われ、150メートルほどが通行止めとなってしまっています。
地面を見るとぬかるみになっていて、長靴で入ると足の甲が完全に浸かるほど土砂がたまっています。

久留米市役所によりますと、こちらの場所は2023年7月の大雨の際に、山の方で土砂災害が発生した場所で、土砂がまだ全部撤去できておらず、ためておいたところ、今回の大雨で流れ出してしまったということです。

現在、重機を使って土砂のかき出し作業が行われていますが、まだ砂が混じった水が流れ出しているということで、様子を見ながらの作業となっています。

午後3時50分現在は、雨が小降りになってきましたが、1日夜も再び大雨の危険性があるということで、住民からは不安そうな声も聞かれました。

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