8日に続く緊急地震速報に驚いた方も多かったのではないでしょうか。
17日夜、豊後水道を震源とするマグニチュード6.6の地震があり、県内でも最大震度4を観測しました。気象庁は、揺れが強かった地域では今後1週間は同じ規模の地震に注意するよう呼びかけています。
17日午後11時14分、豊後水道を震源とする地震がありました。
震源の深さは39キロ、地震の規模はマグニチュード6.6です。
この地震で、愛媛県と高知県で震度6弱の揺れを観測しました。
県内では、延岡市、えびの市、高千穂町、美郷町、高原町で震度4。
日向市、宮崎市、都城市、小林市など17の市町村で震度3を観測しました。
県などによりますと、この地震によるけが人は確認されていません。
(延岡市の住民は)
「眠りについている時だったけど、飛び起きました。何もなくてよかったですけど」
「(揺れが)強そうだなと思ったんですけど、意外と震度4だった。もっと強かったら怖かったと思った。避難場所の確認とか、物資も見直そうと思いました」
「最近ちょっと(地震が)多くて、自分たちが住んでいるところは土砂災害の恐れがある地域に入っている。とりあえず子供の命を第一に考えていきたい」
今回の地震は、南海トラフ地震の想定震源域の内部で発生しました。
巨大地震との関連について、気象庁は、地震の規模が調査の基準となるマグニチュード6.8を下回っていて、プレート境界ではなくプレートの中で発生した地震であったことから「南海トラフ地震とはメカニズムが違う」と説明しました。
その上で、揺れが強かった地域では、1週間程度は同じ程度の地震に注意するよう呼びかけています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。