7月7日の午後7時過ぎ、三重・伊賀市を走る名張街道で、フラフラと歩いて車道に現れた男が大の字になって寝転んだり、運転手をどう喝するなどの迷惑行為に及んだ。
警察には当時、「中年男性が道路の真ん中でぶつぶつ言いながら歩いている」という通報が複数件寄せられていた。

渋滞する片側2車線の車道にフラフラ歩く男の姿

映像の投稿者が、危険かつ悪質な行為に遭遇したのは、渋滞する片側2車線の道路を走っていた時のことだ。

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目の前にいきなり男性が現れ、車の行く手を阻むかのように“大の字”になり、車道の真ん中に寝転んだ。

動画の投稿者は、当時の状況を「車を運転していたら、左の方で1台ハザードをたいていたので、うちもハザードたいて止まったら、男の人が出てきて、“ひいてくれ”的な感じで寝転んだのでびっくりしました」と振り返る。

“ひいてくれ”的な感じで大の字に寝転ぶ

いきなり車道に寝転ぶという不可解な行動には、さらに続きがあった。

男性は起き上がるやいなや、投稿者の車に歩み寄り、「お前、お前、俺に文句あんのか、おい、おい」といきなりどう喝してきたという。

さらに、後方をとらえたドライブレコーダーには、後ろに止まる車の運転手にも因縁をつける様子が映っていた。

相手かまわず「お前、お前、俺に文句あんのか、おい、おい」と一方的にどう喝

相手を選ぶことなく、一方的にどう喝する男性の様子について、投稿者は「誰でもいいから因縁つけたろか、みたいな感じがしましたね。誰彼かまわず怒りをぶつけたいっていう感じがしました」と話す。

相手かまわずどう喝…警察に複数の通報

投稿者にけがはなく、車をたたいたり傷つけたりするなどの行為はなかったという。

何をきっかけに男性が車道に寝転び、なぜどう喝行為に及んだのか、はっきりしたことはわかっていない。

しかし、警察には当時、「中年男性が道路の真ん中でひいてくれとぶつぶつ言いながら歩いている」という通報が複数件寄せられていた。

一連の迷惑行為について、投稿者は「やめてほしいのはあります。ひいてしまったらえらいことになるので、絶対にやめてほしいですね」と強い憤りを示した。
(「イット!」7月12日放送より)

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