15日に長野県小諸市で開かれたペットの撮影会。その名も「防災撮影会」。万が一の時、大切なペットを守る1枚になればと多くの家族が参加しました。

レンズの先で愛らしい表情を見せる犬たち。飼い主と一緒にカメラに目線を送ります。撮影会は、小諸市で防災に取り組む市民団体「あさま防災カルチャークラブ」が初めて企画しました。

災害などの緊急時、ペットとはぐれてしまった時、避難所やシェルターに預ける時などペットの情報を伝えられる「防災カード」を作ろうと呼びかけました。

あさま防災カルチャークラブ・武藤千春代表:
「防災って聞くと、『正直めんどくさい、いつ起こるかわからない』という方もいると思う。“撮影会”というキーワードに楽しみながら災害時のことを想像してもらえたら」

スタジオでプロが撮るのはペット単体と家族写真で料金は3000円。全ての写真はデータで渡され、お気に入りを防災カードに貼り付けます。カードにはペットの名前や既往歴、飼い主の情報などを記入し、ケージなどと一緒に保管します。

撮影した人は:
「何かあった時に思い出にもなるし、それが防災グッズになるなんて、本当にいい」
「いざその場になって困らにように備えなきゃいけないと思っていながら、備えることって難しいので、とてもいい機会になった」

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