(解説:吉田裕美気象予報士)
7月18日は岩手・盛岡で2024年1番の暑さになりました。
18日朝の最低気温は盛岡で22.7℃、2024年最も高い最低気温です。

朝から気温のベースが高い所に予想以上に日差しがしっかり届いたので、最高気温は盛岡で33.0℃まで上がりました。
江刺は32.5℃、北上32.0℃、連日の真夏日です。

気温が上がり大気の状態が非常に不安定になったため、18日もあちこちで雨雲が発生してにわか雨がありました。

盛岡は午後3時半ごろに小さいながらも活発な雨雲が通過して、ザっと雨が降りましたが、これが天然の打ち水効果となりました。

雨が降る前の午後3時半の気温は30.1℃でしたが、雨が降ったあとの午後3時40分の気温は25.4℃、わずか10分で約5℃も気温が下がりました。

実際には湿度が上がってムシムシ感がアップしたかもしれませんが、気温に注目すると打ち水と同じ効果が得られたということになります。

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