日本と台湾の海上保安当局が巡視船を出動させ、日本の海上で初めて合同訓練を行ったことが分かりました。

関係者によりますと、日本と台湾の合同訓練は18日、千葉県の房総半島の南の海上で行われ、海上保安庁の巡視船「さがみ」と台湾の沿岸を警備する海巡署の「巡護9号」が参加しました。

訓練では海難救助を想定し、情報共有や捜索海域の調整などが行われたということです。

日本と台湾の巡視船が合同で訓練するのは1972年の断交後初めてで、中国が海洋進出を強める中、日本は台湾を含む周辺の国や地域との連携を強める狙いがあるとみられています。

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