京都の高級ブランド「間人ガニ」をめぐる産地偽装事件で、府の漁協などが再発防止策をまとめました。

2024年4月、京丹後市にある水産会社の元役員の男(42)ら2人が、兵庫県産のズワイガニに「間人ガニ」を証明するタグをつけて販売した疑いなどで逮捕・略式起訴されました。

この事件では産地偽装に悪用されたタグの管理体制が問題となり、京都府は専門家などと再発防止について話し合ってきました。

7月31日の最終会合では、通し番号を導入した新たなタグのデザインが公開され、漁業者がタグの数を記録して報告するなどの対策がまとめられました。

【京都府漁業協同組合・西川順之輔組合長】
「消費者の皆さんが安心して食べていただけるようなブランド化を、これまで以上に進めていきたい」

再発防止策は11月の漁期から実施されます。

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