福岡・筑紫野市の国道で黒い車が猛スピードで接触し、速度を落とすことなく赤信号の交差点を突っ切っていく様子が目撃されました。

当て逃げされたドライバーは「いきなり『ドンッ!』と来たので『えっ!?』と…。普通止まるだろうと思うけど、ちゅうちょなくスピードを上げてきた。(黒い車は)赤信号を無視して行っているので、私もさすがに追えないなと思って、ずっと停車していました」と話します。

事故が起きたのは、8月3日午後10時過ぎ。
片側3車線の道路で、ドライバーは赤信号のため左側の車線に停車。
右折車線には別の乗用車が止まっていて、黒い車は真ん中の車線を走り抜けていきました。

後方のカメラを見ると、近づいてくる黒い車は走行車線をはみ出して走っているようにも見えます。

この事故により、車には車体やホイールに複数の傷が。
当て逃げされたドライバーは「映画『ワイルド・スピード』でエアロ(パーツ)を作った会社に頼んで作っていただいた。(修理費は?)相当な金額になると思います」と話し、車は12年前から大事に乗り続けている特別なスポーツカーだったといいます。

警察は道路交通法違反の疑いで、逃げた黒い車の行方を追っています。

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