台風5号は12日午前8時半頃、岩手・大船渡市付近に上陸しました。
東北太平洋側は、大雨に見舞われている現状です。
複数の建物で床上浸水が起きている岩手・宮古市の現場から、広瀬修一キャスターが中継でお伝えします。
宮古市でも弱まってはいますが、雨が降り続いている様子です。
長沢川には4本のホースが設置されていて、川に向かって水を流しています。
川には茶色い水が流れていて、水量が非常に多く、木々が水につかっている様子が分かります。
ただ、この川は氾濫というところまでは至っていません。
なぜ今、水がこの場所に注ぎ込まれているかというと、水を吸い上げている場所を見ていきます。
こちらも川に見えるんですが全く違うもので、ここは遊歩道であったり公園であったり、ほとんど水がないちょっとした用水路があるくらいの場所なんです。
この場所が水浸しになってしまったが故に、4本のホースによって今、水を吸い上げて放出しているといいます。
水がかなり浸水してしまったが故に、右側の住宅が床上浸水の被害を受けました。
住人は避難していたんですが、今少しずつ水がくみ上げ作業によって引いていて、住宅に戻る人の姿もありました。
黄色い看板も2~3時間前は完全に沈んでいたんですが、この場所が水浸しになってしまい、11日からの雨で住宅も一気に水につかってしまったということです。
ここに川から水が流れ込んだわけではなく、用水路であったりちょっとした川だったり、そういったところから水路でつながっているので、水が流れ込んでここにたまってしまったとみられるということです。
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