意識を失いながら繁華街を暴走していました。

 札幌市の繁華街ススキノで2024年5月、歩行者ら3人がワゴン車にはねられケガをした事故で、警察は当時体調不良のまま運転を続けていた男を書類送検しました。

 過失運転致傷の疑いで書類送検されたのは北海道函館市の会社員の男(41)です。

 男は2024年5月、札幌・ススキノで事故の前に体調不良を認識しながらワゴン車を運転し、歩行者をはねるなど男性3人に重軽傷を負わせた疑いがもたれています。

 事故があったのは、地下鉄すすきの駅に近い路地でした。男のワゴン車はまず車両に衝突する事故を起こし、その数百メートル先で歩いていた20代の男性をはねます。さらに今度は60代の男性をはねます。男の車は交差点で停車中の60代の男性の乗用車に追突し、ようやく止まりました。

 この一連の事故の前、体調不良を感じ路肩に車を止めて10分ほど休んでいた男。運転を再開させたものの意識を失いそのまま事故を起こしたとみられています。

 調べに男は。

 「一度休み回復したと思った。運転を再開すべきではなかった」

 警察は体調が優れない時には運転を控えるようドライバーに呼び掛けています。

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