台風10号の接近に伴い降り続いた雨の影響で、農業用ハウスが流される被害が発生した静岡市駿河区では、9月2日朝から県や市の職員が現地調査を行っています。

駿河区久能地区では山の斜面が高さ約80m・幅約30mにわたって崩れました。

村田彬 記者:
被害があった現場では給水用のポンプが壊れて現在も水が流れている状態です。奥に目を向けるとハウスを支えていた鉄骨が変形しているのが確認できます

土砂崩れでイチゴを栽培する農業用ハウス22棟が巻き込まれ、2日朝から県や市の職員が斜面や農道の状況を確認したり農家から話を聞いたりして被害の状況を調査しています。

静岡市農地整備課・出雲靖幸 係長:
まず応急的な対応、水処理を考えていきたい。その上で土砂取りをやり さらにのり面の上の方の対策をやっていきたい。

斜面の崩落を防ぐ土留めが降り続いた雨で崩れ落ちたと見られ、今後も雨が予想されるためまずは応急的な対策を行う方針です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。