9月5日、北海道警が進める交通安全運動の広報大使に札幌市出身のタレント、滝谷美夢さんが任命されました。

 滝谷さんはこれまで「ファイターズガール」として活躍し、現在は北海道拠点の芸能事務所「オフィスキュー」に所属し活動しています。


 2019年から2023年にかけて北海道内での交通事故による歩行者の死者は206人に上っていて、約6割の130人が道路の横断中でした。

 また、北海道内では2023年、信号機のない横断歩道で歩行者がいるときに車が一時停止する割合は『29.0%』。

 全国平均「45.1%」を大きく下回り、北海道は全都道府県の中で全国ワースト6位です。

 こうした現状を踏まえて北海道警が7月からこの運動をスタートさせ、道民に呼び掛けています。


 5日の任命式で滝谷さんは北海道警 和島正交通部長から任命書を受け取り、「ハンドサインを使いながらしっかり安全を確保すること、相手の状況を想像して思いやりの気持ちを持つことが事故を防ぐ上で大切だと思うので、道民の皆さんに伝えていきたい」と話しました。

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