8月に酒田市のコンビニエンスストアで発生した強盗事件について、山形地検はきょう(11日)住所不定の37歳の男を恐喝などの罪で起訴した。

恐喝と銃刀法違反の罪で起訴されたのは、住所不定の会社員・亘理勝洋被告(37)。

起訴状などによると、亘理被告は8月13日未明、酒田市の「デイリーヤマザキ酒田十里塚店」で、レジカウンターで対応に当たった男性店員に対し、刃渡り約25センチの鎌を見せながら、「お金を出していただけるとありがたいです」などと現金を渡すよう脅した。

男性店員がすぐにその場から離れたため現金は奪えず、買い物カゴと歯磨き粉などの商品14点、約3000円相当を脅し取った罪に問われている。

亘理被告はコンビニから車で逃走し、その後、新潟県内で警察官に職務質問された際、持っていた鎌の柄の部分で殴りかかり、公務執行妨害の疑いで逮捕されていた。

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