8月27日の記録的な大雨の影響により一部区間で全面通行止めとなっていた岩手県盛岡市薮川の国道455号線が、9月11日朝、15日ぶりに通行再開となりました。
周辺の商業施設にもにぎわいが戻ってきています。

内記和人記者
「盛岡市薮川の国道455号線です。片側交互通行の区間に車両が続々と入っていきます」

約200mにわたり全面通行止めが続いていた盛岡市薮川の国道455号線は、斜面が崩れる恐れがありましたが安全が確認されたことから11日午前6時に片側交互通行となりました。

国道455号線は8月27日の記録的な大雨の影響で路面が崩れるなどの被害がありました。

復旧工事に合わせ通行止め区間は段階的に狭まりましたが、8月27日以降、薮川地区の国道455号線は通り抜けられなくなっていました。

現場近くにある岩洞湖レストハウスでは、通行止めの間客足が10分の1程度に落ち込みましたが、15日ぶりの通行再開とあってにぎわいが戻ってきました。

そして宅配便がレストハウスに届いたのも15日ぶりでした。
店長の菅原一恵さんは通行再開を多くの人に知ってほしいと話します。

岩洞湖レストハウス 菅原一恵店長
「通行再開というのが大きく(ニュースで)流れて、安心してお客さんたちが通って行楽シーズンににぎわうようにしたい」

ツーリングで訪れた人からは通行再開を喜ぶ声が聞かれました。

ツーリングで訪れた人
「ここにツーリングに来たついでにソフトクリーム食べるのが大好き。うれしいことだと個人的には思っている」

道路を管理する盛岡広域振興局では、道路などに異常が確認されれば再び全面通行止めにすることがあるとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。