ED治療薬の成分が、正規品の5倍含まれている未承認の薬に「バリバリ」という商品名を付けアダルトショップで販売した疑いで80歳の男が書類送検されました。

会社役員の80歳の男は、去年12月以降、東京・渋谷区のアダルトショップで、客の男性3人に対し、製造販売の承認を受けていない医薬品「バリバリ」を販売するなどした疑いで警視庁に書類送検されました。

男はを薬を中国から輸入し、、「飲むと元気になる」などとうたって「バリバリ」という商品名をつけ、1錠平均1200円で販売していました。

これまでに健康被害の報告はないということですが、警視庁が鑑定したところ「バリバリ」にはED治療薬の成分(シルデナフィル)が正規薬の5倍ほど含まれていて、頭痛などの副作用のおそれがあるということです。

去年7月、東京都に行政指導を受けていたにも関わらず、商品名を変えるなどして販売を続けこれまでに少なくとも800万円以上売り上げていたということです。

80歳の男は「自分で飲んでみてよかったのでお店に置いた」と容疑を認めています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。