フラワーデザインのチャンピオンを決める「ジャパン・フローリスト・オブ・ザ・イヤー2024」の決勝が11日都内であり、「Flower Shopラパン」(北谷町)の柳真衣さん(41)が初優勝した。柳さんは「ずっと優勝を目指してきた大会。まだ夢のよう」と喜んだ。

 約1700の生花店が加盟する「フジテレビフラワーネット」が主催。全国各ブロックの代表らで競った予選、セミファイナルとも1位で通過した。

 ファイナルのテーマは「五感を刺激するインスタレーション」。柳さんは4色のラッピング用紙と赤いダリア、アセビの枝などを使い、与えられた2メートル四方の空間を色鮮やかに表現。鑑賞者が空間の中に入ると、大きな花束を持っているかのように見える「体験型」の構成も意識した。

 全国大会6回目の出場で優勝を勝ち取った。柳さんは「これからも人と違うものを表現し、作っていきたい」と意欲を示した。(社会部・大野亨恭)

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