スタントマンが体を張って交通事故を再現し、危険性を伝える交通安全教室が12日に秋田県横手市の高校で開かれ、生徒が自転車の正しい乗り方を学んだ。

横手市の横手城南高校で開かれた交通安全教室。全校生徒450人を前に、スタントマン6人が自転車の交通事故を再現し、衝撃の大きさや怖さを伝えた。

県内では2024年、自転車が関わる交通事故が92件発生し、3人が亡くなっている(9月11日時点)。現場の多くは交差点で、自転車が急に飛び出したり、車のドライバーが自転車に気づかないまま侵入したりすることで事故を引き起こす。

生徒は「自分の不注意や相手の不注意で事故が起きた場合の重大さを知ることができた」「左右の安全確認をしっかりして、人がいないか、車とぶつからないか、ちゃんと確認して交通事故に遭わないように、しっかりと意識していかなければならないと思った」と意識を改めていた。

警察は「これから夕暮れも早くなるので、自転車を利用する際は早めにライトを点灯し、交通ルールを守って運転してほしい」と呼びかけている。

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