北アルプス蝶ヶ岳で石川県白山市の小学生の男の子(7)が下山中に転倒してけがをして救助されました。

警察によりますと男の子は15日、蝶ヶ岳から下山中に第二ベンチ付近(標高2350メートル)で転倒しました。

階段でストックを突こうとした際にバランスを崩し、前のめりに転んでしまったということです。

午前9時前に父親が「息子が転倒して頭から出血している」などと救助を要請し、駆けつけた警察の救助隊が午後1時過ぎに麓の登山口で救急隊に引き継ぎました。

男の子は松本市内の病院に搬送されて手当てを受けましたが、頭のけがは軽傷で入院の必要は無く、家族とともに帰宅したということです。    

男の子は14日に祖父と父親との3人パーティーで安曇野市から蝶ヶ岳に入山していました。 

蝶ヶ岳は眼前に広がる雄大な穂高連峰の展望が魅力で、安曇野市からの登山道も北アルプスの中では比較的優しいため多くの登山者を集めています。

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