17日も列島広範囲で厳しい残暑。
各地で真夏並みの暑さとなりました。

最高気温36.4度を観測した京都市では、熱中症警戒アラートが出されるほどの危険な暑さに。

街の人も「何か京都一段と暑いように思いますね、大阪より」「年々暑くなっている感じだと思います」などと話し、終わりの見えない残暑に、終わるはずだった夏の定番が延長される事態になっています。

暑い日差しがじりじりと照り付けるのは、福岡・太宰府市です。
午前中から、既に猛暑日となる35度を超え、17日の最高気温は36.8度に。
この暑さに、行き交う人の多くが日傘をさし、冷たい飲み物やアイスを頬張る姿が見られました。

2023年までの年間猛暑日全国最多は、46日の群馬・桐生市でしたが、太宰府市の猛暑日は、17日で既に59日目。
猛暑日の最多記録を更新し続ける異例の暑さが続いています。

この暑さに、太宰府市を訪れた観光客は「まだ夏だなと思う気温です」「名古屋より暑いです」などと話していました。

一方、最高気温33.4度を観測した東京都心では、この暑さにうれしい悲鳴を上げている店がありました。

夏の定番スイーツ・かき氷を提供する「かき氷工房 雪菓」では、この暑さの影響で、2023年よりも1.5倍の好調な売れ行きが続いています。

本田祐紀店長は「夏の果物がいまだに売れてるイメージで、マンゴーが異常に売れてます」と話し、「まだ食べたい」というお客さんがいるため、本来8月末で終了予定だったマンゴーのかき氷を9月いっぱいまで延長する予定だといいます。

暑さによる期間の延長は、こんな場所でも。

子どもたちが気持ちよさそうに水遊びをしているのは、さいたま市役所の敷地内にあるスペースです。

本来は8月末までの開放でしたが、厳しい残暑を受け、さいたま市は9月末までの期間延長を決定。
44年前の開設以来、初の延長だといいます。

訪れた親子は、「公園はちょっと暑すぎるから、水遊び行こうって今日もなりました」「ありがたいですよね、すごく暑い日が続いているので」などと話していました。

列島広範囲で続く異例の残暑は、9月21日ごろまで続く予想です。

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