警察庁はインターネット上の有害な情報のうち殺人や「闇バイト」の募集など凶悪な犯罪に関連している情報について、2024年上半期、5542件の削除依頼をし、そのうち4452件が削除されたことを明らかにしました。

警察庁が委託している「インターネット・ホットラインセンター」では、一般の人やサイバーパトロールセンターから、インターネット上の有害な情報について情報提供を受け付け、警察への通報やサイト管理者などに削除を依頼しています。

警察庁によりますと上半期、8333件について殺人や「闇バイト」の募集、人身売買など凶悪な犯罪に関連している情報と判断され、そのうち5542件の削除依頼を行った結果、4452件が削除されたということです。

「インターネット・ホットラインセンター」は、これまで自殺の誘引などを対象としていましたが、安倍晋三元首相銃撃事件を受けて、爆発物や銃砲に関する情報も対象としたほか、2023年9月には「闇バイト」の募集についても対象とするなど範囲が拡大されました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。