宮内庁は20日、天皇、皇后両陛下の長女愛子さまが能登半島地震からの復興状況を視察するため、28、29日に石川県志賀町と七尾市を訪問されると発表した。県からの要請を受けたもので、愛子さまにとって初めての単独での地方公務となる。
愛子さまは28日、志賀町の「道の駅とぎ海街道」に足を運び、被災した商店が入居する仮設商店街を視察。被災者のために活動したボランティアと懇談する。29日は七尾市で復興支援大会として開催される「能登和倉国際女子オープンテニス2024」を観戦するほか、温泉街を中心とした復興に取り組む地元の人々から説明を受ける。
愛子さまは2021年12月に20歳を迎え、成年皇族として公的な活動を始めていたが、学習院大を卒業する24年3月までは学業を優先していた。【高島博之】
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