IHIの満岡次郎会長

IHIは24日、子会社のIHI原動機(東京)が船舶用や陸上用のエンジンの燃費に関するデータを改竄していたと発表した。改竄は新潟内燃機工場(新潟市)と太田工場(群馬県太田市)で行われ、国内外に出荷された計4361台に上った。納入先には海上保安庁やJR北海道が含まれている。国土交通省が詳しい状況を調べている。

IHIは1853年創設の石川島造船所を源流とし、現在は航空用ジェットエンジンや産業用機械、トンネルをはじめとする交通インフラなどを手がける日本有数の重工業メーカー。旧社名の石川島播磨重工業の英文表記「Ishikawajima Harima Heavy Industries」に基づき、2007年に現社名になった。23年3月期連結の売上収益は1兆3529億円。

盛田英夫副社長が午後5時から東京都江東区の本社で記者会見し、説明する。

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