福岡市のJR博多駅近くの路上で今年8月、男性が包丁で切り付けられた事件で、殺人未遂などの非行事実で家庭裁判所に送致された高校生2人について、大分家庭裁判所は24日、少年院に送る決定をしました。

JR博多駅近くの路上で8月6日夜、千葉県船橋市の男性(当時50)が包丁で切りつけられて大けがをして、大分県日田市の男子高校生(15)と女子高校生(16)が殺人未遂などの疑いで警察に逮捕されました。

その後、2人は殺人未遂と銃刀法違反の非行事実で福岡家裁に送られ、福岡家裁は事件を大分家裁に移し、少年審判が行われました。

そして大分家裁は24日付で2人を少年院に送る決定をしました。

2人は交際していましたが、女子高校生はそれより前に被害者の男性とSNSを通じて知り合って去年秋ごろから交際していたということで、警察の調べに対し「今の彼と一緒になって元彼を殺害しようとしたことは間違いない」などと話していました。

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